Z会中学受験コース:小3の1年間受講した感想

中学受験

Z会の中学受験コース(小3)を受講して、早1年が経過しました。

親である私の興味本位で始め、本当に受験をするかどうかも分からないのに、のんびりと1年間教材と向き合ってきた感想をお伝えします。

教材の取り組み状況

お気に入りは国語のテキスト

問題はさておき、Z会の国語テキストに掲載されている文章を読むのが好きです。

小学校3年生向けに選ばれたであろう文章を、37歳の私が毎月気に入って読んでいます。

文章を読むには慣れが必要

掲載されている文章は、出版されている本の一部を切り取ったもので、大人の私にとってはそれほど長く感じません。

ただ、文章を読み慣れていない小3の長男には、とても長く感じるようです。

確かに、小学校でおこなった国語のテストを見ると、文章のボリュームがZ会の教材と比べて半分ほど、もしくはそれよりも少なかったです。

またZ会の国語教材には挿絵がなく、それも子供から見て、とっつきにくい原因だと思いました。

でも、読めば分かる、素敵な文章、とにかくまずは読んでみよう!

問題が解けるかどうかなんて、この際どうでもよかったんです。

とにかく、自分の殻に閉じこもっていては見えてこない世界を感じてほしい。

そんな思いで、親子一緒に国語の文章に向き合ってきました。

分からない言葉や背景は、辞書やネットで調べながら・・時間がかかりました。

そのため、受講を始めて1年間たった今でも、教材は半分くらいしか終わっていません。

それでも長男の文章に対する苦手意識はずいぶん減ったように感じます。

なんだ、オレでも読めるじゃん。読み始めれば、そんなに長くないじゃん!

文章って、最初の数行を読むまでが、一番ハードルが高いですよね。でも読み始めてしまえば、あれあれするすると読み進めていけるものです。

掃除や料理と似ています。

始めるまでが一番おっくう、始めてしまえば意外とはかどってしまう・・こともある。

最初の一歩、背中を押してやるのは、小3の今、まだまだ親の役割なのかなと思います。

ちなみに毎日練習ブック(漢字や文法など、国語の基礎知識の問題集。)は1ページだけやりました。

算数は全然やらなかった

中学受験の算数は、とても範囲が広いようで、普通の公立小学校で習う範囲をどんどん飛び越えていきます。

長男は算数が苦手ではありませんが、学校で習っていない範囲を積極的に学びたがるほど好きでもありません。

よって、小学校で習うスピードを完全に無視したZ会中学受験コースの算数テキストにはついていくことができなかった、というのが実際のところです。

とはいえテキストの解説は丁寧で動画もついてくるので、学校で習っていなくても、やる気があれば自分でどんどん学習を進めることができます。

算数得意!大好き!もっと難しい問題に挑戦したい!というお子様にはピッタリの教材だと思います。

ゆっくりでも着実に取り組んで力を付けよう

息子も通常の進み具合からは遅れながらも、習った範囲で解ける問題に、ゆっくり挑戦しています。

通常のテキストもいいですが、毎日練習ブックがオススメです。

ある程度問題がまとまっていて、時間があるときによく取り組んでいます。

小4の4月時点で小3の7月号をやっていますが・・我が家的にはこれでも花丸です。

Z会の中学受験コースはたとえ進度に遅れたとしても、着実に取り組むことで、算数の力を付けていくことができます。

ただ、やっぱり中学受験はしないと決まったら、5年生の1月を最後に算数はやめようと考えています。

改めて算数のカリキュラムを見ると、6年生は、それまでの3年間を基礎とした問題演習に取り組む1年間になりそうです。

現状、中学受験の可能性が薄くなってきた我が家にはオーバースペックですね。

6年生は、やり残した教材にゆっくり取り組む時間にしようと思います。

理科と社会は私が勉強してる

これを言ったら驚かれるかもしれませんが、理科と社会のテキストに長男は一切手を付けておりません。

一応どんな範囲を学ぶべきか、私が一通り把握はしてます。

超教育熱心な親!!ってわけではなく、大人になって改めて学生時代の勉強をしてみると、意外と楽しいんですよね。

学生時代には興味がなかった分野も、歳や経験を重ねることで、興味が持てるようになったりします。

幼い頃、教科書の文字だけを見て、イメージがわかなかった分野も、これはこういうことだったのか!と大人になった今の方が、知識と経験が重なり、説明をすっと受け入れられることも多いです。

いやー、理科と社会は大人になってから再度学ぶといいですね。

受験とか点数とか考えずに、のびのび学ぶことができて非常に楽しいです。

あと、理科と社会はやっぱり繋がってるなと思います。

どちらの知識が欠けても、理解するのが難しくなります。

反対に散らばった知識が合わさって、説明が腑に落ちたときに感動できるのがいいですね。

これもやっぱり社会に出て、実際に自分で生活してみないと本質的なことはなかなか身に付かない気がするので、テキストベースだけで暗記を強いられる中学受験生は大変だなと感じます。

結論:実体験が大事。

長男はサバイバルとかドラえもんの本を読んでます

ということで、理科と社会はZ会のテキストを一応親が把握し、子供はサバイバルや歴史の漫画など(ドラえもん)で知識を取り入れています。

理科と社会に関しては、好奇心さえあれば、どんどん知識は増えていくので。

Z会を始める前からサバイバルシリーズが好きで、どんどん増えます。

小学校の図書室にも数冊あるけど、いつも人気でなかなか借りることができないそうです。

最近では、初期に出版された『恐竜世界のサバイバル』や『昆虫世界のサバイバル』が、女の子を主人公にしてリメイクされています。

絵や雰囲気を比べて、お好きな方をお試しください。

初期の男の子主人公版は、下ネタ満載(笑)
男子受けは、こちらの方がよいかもしれません。

本が部屋の貴重な場所を取るのが嫌な方は、kindleでも読めます。
お子さん用に1台もっておくと、重宝します。
カバーが選べて、とても可愛らしいです。

ドラえもんの学習漫画シリーズも、読みやすくていいです。

あとはテレビで分からないことや気になることがあったときに、地図を見たり、ネットで一緒に言葉を調べたりしてます。

小3の1年間 Z会の中学受験コースを受講した感想:まとめ

中学受験のイメージをつかむことができた

中学受験ってどんなもの?という疑問に対して、具体的なイメージをつかむことができました。

必要な勉強量、勉強範囲、親の心構え、子供がいかに自分から勉強しないか(笑)などなど。

実際に1年間受講して、生活をすることで、自分と子供と中学受験の相性をはかることができました。

いきなり中学受験を目指して塾に通い始めてしまうと、途中で疑問を感じても、なかなか辞めることができなくなるそうです。

その点、通信教育なら、いつでも、わりと簡単に中学受験のレールから降りることができます。

受験をしようか迷っている段階なら、一度Z会の中学受験コースを受講してみて、親子ともに、本当に中学受験ができそうか試してみることをオススメします。

Z会の中学受験コースは、1教科1ヶ月から受講が可能です。

ご興味のある方は、ぜひ一度、公式ページをご覧ください。

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