中学受験の準備って、いつから始めたらいいの?
まだ受験するかどうか迷ってるけど、今の段階でやれることはある?
中学受験に対する心の持ちようは人それぞれ。
小6から塾に通ってみようかな・・と思う人もいれば、未就学児のころから中学受験を見据えて家庭学習を始める親御さんもいます。
お子さんが元々身に付けている基礎学力や、志望校のレベルによっても状況が異なるため、一概にこの歳から準備を始めるべき!とは言い切れません。
しかし基本のルートはあります。
王道ルートは小4からの塾通い
中学受験生の多くは小学校4年生から、塾に通い始めます。
塾と言っても、普通の塾ではありません。
ちゃんと中学受験に向けた勉強を指導してくれる、専門の塾に通います。
中学受験塾と一口に言っても、それぞれ個性があります。
中学受験生が通う大手塾4選(関東)
中学受験生が通う大手塾3選(関西)
塾が出版している親向けの本を読んでみよう
塾の個性は、出版物からも知ることができます。
- 中学受験についての考え方
- 子どもの成績の伸ばし方
- 求める親の姿
実際に読み比べてみると、同じ中学受験について書かれていても、受ける印象は少しずつ異なります。
SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること
成績を短期間で大幅アップするマル秘ポイント!!なんてことは書いてないけど、子どもが勉強に興味を持つ、好きになるための基本がしっかり書かれています。
息子の中学受験を考えており色々な本を読んでいます。この本は国語や算数など科目別に親ができる事を書かれている点が面白い。なるほど〜と納得できる事も多く、さすが大手という感じでした。
必ず中学受験させよう!!と書かれてないところも良い◎
子供の人生において中学受験をすることが必要で、子供が幸せになるための手助けになるのであれば、是非受験して欲しいなと思えました。Amazonレビューより引用
自分が勉強苦手だったので、どうやったら子供に興味を持ってもらえるか知りたくて購入しました。
勉強以前の子供への関わり方など大変参考になりました。Amazonレビューより引用
早稲田アカデミー 中学受験 身につくチカラ・問われるチカラ
早稲田アカデミーで20年以上校長を務める福田貴一さん(ふくだ たかかずさん)が書かれた本です。
中学受験に対する熱い思いがひしひしと伝わってきます。
気になる方は、ぜひそちらもご覧ください。
塾の指導者ならではの視点で子供達の可能性が書いてあります。
中学受験を考えている保護者は是非読むことをお勧めします。Amazonレビューより引用
日能研 シカクいアタマをマルくする
日能研といえばコレ、『シカクいアタマをマルくする』ポスター。
電車内で見たことがある人も多いはず。
難しい・・だけじゃない、中学受験には実に個性的な問題がたくさん出題されます。
世間の波にもまれ、固まってしまった大人のアタマとは全然違う!
浜学園 灘中に合格する子は学力のほかに何を持っているのか
届いて、開いて、どの一節も非常に参考になる内容で、一挙に読んでしまいました。
中学受験を考える5年反抗期の息子の扱いに困惑していましたが、、
つい、言ってしまう「この前やったよね?何故間違えるの?」この姿勢を猛省。
とにかく息子に共感する事にして、「難しいよね、、」の一言で、息子の顔が途端に穏やかに、、
そして、素直な態度に、、
以後、サクサク機嫌良く塾の勉強も進む様になりました。3歳位下に見て、、という言葉も、その通りでした。
子供の心をよく見抜いておられるし、親の気持ちもよく理解されている、受験生がいる家庭の状況も知り尽くされている感じには、感心しました。
中学受験に向かう保護者が子供との向き合い方に戸惑った時や壁に当たった時に、こちらを読むと、癒され、方向がわかる良書と感じます。Amazonレビューより引用
灘中に限らず、中学入試をお考えの方にはオススメの一冊です。
親としてとても参考になりました!Amazonレビューより引用
浜学園 中学受験に合格する子の学んだら忘れない勉強ルーティーン
塾に丸投げではなく親のサポートもあってこその中学受験。
中学受験には一種の“覚悟”がないと乗り切れない気持ちになった。
情報量が多いので、受験するしないにかかわらず親は読んだ方がいい。
“やっぱ子供ってそうだよね”という気持ちにさせてくれる。Amazonレビューより引用
希学園 未来につなぐ中学受験
中学受験においては子ども達への親と塾の関わりが大切。
親の役割として「価値観を育てる」「価値観を育てる環境を用意する」「子どものロールモデルになる」といったことが書かれている。
また「感謝する」「努力する」「己に克つ」ことの大切さ。母親として、時間がなくてそんなに頑張れない、と読みながら途中くじけそうになったが、
卒塾生との対談、前灘中学校教頭の大森先生のあとがきまで全て読んで、
子どものためにできることを、改めて夫と話してみようという気持ちになった。
中学受験を考える保護者の方に読んでほしい。Amazonレビューより引用
小さな子供を持つ親として中学受験はまだまだ先の話ですが今知っておくことで今後の子供の成長にとって今なにが大切かハッとさせられることが多く書かれている本でした!
いままさに我が子がなにに対してもなぜ?なんで?としつこく聞いくる時期ですが私自身どうしても家事などを理由に子供たちの興味の芽を摘んでしまっています。読み終わった後にはただ単にエリート塾の受験という項目だけに特化した内容ではなく普段の生活のなかにある小さな積み重ねがどれだけ子供たちチカラを『引き出す』キッカケなるか、そんな気持ちにさせられる本でした!Amazonレビューより引用
マイペースで進めたいなら通信教育もあり?
塾に通わずに、自分のペースで中学受験の勉強を進めたい!
それなら通信教育はいかが?
オススメは『Z会の中学受験コース』です。
通信教育で中学受験に挑戦するメリット・デメリット
- 通塾する時間が節約できる
- 自分の好きな時間に勉強できる
- 勉強のスケジュールを自分で管理しなければいけない
- 仲間がいない、スタート時間が決まっていない、結局勉強が後回しになる
小学生のお子さん1人で勉強のスケジュールを立て、守り、修正することはできません。
そのため通信教育は親御さんの協力が不可欠です。
また通信教育を基本として中学受験をする場合でも、小さなギモンや相談したいことは必ず出てきます。
そんなときは家庭教師や個別指導塾など、外部の手を借りて、家庭内にストレスをためないよう注意しましょう。
Z会の中学受験コースはいつから始まるの?
途中からでも努力次第で追いつくことはできますが、可能であれば皆と同じ時期に始めることをオススメします。
もっと早くから幼児教室や塾に入れて勉強させたい!
「鉄は熱いうちに打て!」
小3や小4なんて言わずに、もっと早い時期から中学受験の準備をしておきたい。
そんな熱い声を受けて、近年中学受験の低年齢化が進んでいます。
小学校1、2年生はもちろん、中には未就学児から通える塾もあります。
そして、後から入塾してくるお子さんにたとえ成績で抜かれたとしても、親御さんは気にせずお子さんを支え続けることです。
残酷ですが、人間には持って生まれた能力があり、それは一人ひとり違います。
同じ時間、同じように勉強したとしても、スムーズに理解が進むお子さん、ゆっくり時間がかかるお子さんがいます。