なぜ小学生は宿題をしないのか?
まあ、ぶっちゃけ面倒くさいからだよね。
宿題する時間があったら、自分の好きなことしたいじゃん?
マンガとか読みたいじゃん?友達と遊びたいじゃん?
自分が小学生だったころを思い出してみましょう。
「ウッキウキで宿題してた人、手を挙げてー!」
はーい、いませーん。
まあ、中にはお勉強が好きって子もいます、たまにたまーに現れます。
一生懸命勉強すると、お母さんやお父さんが喜ぶから!っていう健気な子もいるよね。
遊びより宿題を優先できないのはどうして?
小学校の宿題なんて、正直たいした量じゃないし、本気出したら30分くらいあれば終わるじゃん?
だったら、さっさと宿題を終わらせて、それから遊べばいいじゃん?
後々のことを考えても、先に終わらせておいた方がラクじゃん?
そんな風に考えられるあなた!あなたは立派な大人です。
そして、目の前にいる彼・彼女は生まれて間もない小学生です。
オギャー!と産声をあげてから、まだほんの10年余り生きただけです。
先を見通す力も、計画を立てて1日を過ごす力も、まだまだ未熟なんです。
心配しなくて大丈夫、きっとあなたも小学生のころは、そんなだったはず。
親の言うことなんてもう聞かない!なら、第三者の力を借りましょう。
そこで親の出番です。
うるさいと思われようが、おせっかいだと言われようが、最初は大人が先導するしかないんです。
親の言うことなんてもう聞かない!!なら、第三者の力を借りましょう。
親ではない、大人がそばについていてくれるだけで、宿題がはかどることもあるんです。
帰宅したらとりあえず宿題を机の上に出しておこう
宿題を目に見える形にすることが大切です
我が家には帰宅後、手を洗ったら連絡帳と宿題を食卓の上に出す!というルールがあります。
実際に目に見える形にしておくことで、親も子も、その日の宿題の内容やおおよその量をつかむことができます。
でも、すぐには宿題にとりかかりません。
まずは待ちに待ったゲームの時間です。
楽しみが先にあってもいいじゃない
息子たちはゲームを楽しみに家に帰ってきます。
そのあと、おやつを食べて心もお腹も満たされてから宿題をします。
終われば、またゲームができます。
ゲームは悪?親子で付き合い方を考えよう
結論から言うと、私はゲームが悪だとは思いません。
ゲームから学べることはたくさんあるし、禁止されるとやりたくなるのが人間です。
なので中学受験関連の本を読んでいて「ゲームは完全に禁止しましょう!」の文言を見ると、うちでは無理だな・・と思ってしまいます。
でも、はまりやすく気がつくと何時間もたってしまうのもゲームの真実です。
夢中になりやすい小学生ならなおのこと、そのため家庭のルールを決めるのは絶対に必要です。
決めなければ小学生は1日中でもゲームできます、私もそうでしたから!!
ゲームの時間を自分で調節するのも大切な学びです
息子たちは時間内でできるゲーム方法を探して楽しみます。
ピクミンだったら1日分、ポケモンなどのRPGは切る場所が難しそうなのでタイマーが必要ですね。
最初は制限時間を大幅にオーバーしてしまうこともありますが、子どもたちも学習します。
続けていくと時間内にセーブができるよう、自分たちで調節するようになりました。
ゲームの進み具合によっては、15分~20分を大きく超えることもあります。
その場合は相談してね、といってあります。(オンライン上の対戦相手がいるとか、エンディングが長いとか。)
ゲームとの付き合い方を親子でじっくり探ってみよう
現代ではゲームは子どもたちの重要なコミュニケーションツールです。
まったくゲームのことを知らない・・では友達と話が合わないこともあるでしょう。
とはいえ1日中ゲーム三昧になってほしくない!という親の気持ちもよく分かります。
ゲームとの付き合い方は、結局のところ家庭によりけりで、各々が話し合って妥協点を探るほかありません。
一方的に親が決めたルールは、いつか破られる日がきます。
成長に合わせたゲームとの付き合い方を、その都度子どもと一緒に考えていきましょう。
宿題をしたらご褒美があるよ!は悪なのか
大人だってご褒美ほしいよね、なら小学生にも必要でしょ。
大人だって仕事頑張ったら、ごほうび欲しいじゃん?
甘い物食べちゃうじゃん?ビール飲んじゃうじゃん!
じゃあ、小学生にもご褒美があってもいいと思うのよね。
最短時間で勉強が終わるよう、超集中します。
勉強する意味とかは、後々ついてこればいいんじゃない?
今は、これでいいと思うの。
宿題に集中して欲しいなら・・
必要だとしても子どもの宿題中に親がスマホに向き合うのは控えよう
スマホに向きあう=遊んでる、わけじゃないけど・・。
スマホ、便利になりすぎましたね。
1台あれば仕事のメールも返せる、会議にも参加できる、夕飯のレシピも探せる、週末の予定も予約できる・・。
だからスマホに向き合う=遊んでる、わけじゃないはず。
でも小学生から見ると、自分の宿題中に親がスマホに夢中になる姿はやっぱり嬉しいものではありません。
仕事してるらしい・・でもやっぱりゲームしてるのかも、Youtube見てるかも!!
なんて、あらぬ疑いをかけられるかもしれません。
よって、やはり子どもの宿題中には親がスマホを触るのは控えた方がベストです。
最初から最後まで、つきっきりで宿題を見ている必要はありません。
家事をこなすなり、体操をするなり、翌日の仕事の準備をするなり、すべきことに時間をあてるのがよさそうです。
要は自分が宿題を頑張ってるのに、親は自由時間じゃん!!なんて子どもに思わせないことが大切です。
いやー、めんどくせ(笑)
あ、タブレットやパソコンも同じですよ。
テレビなど映像は消しておこう
映像には人の注意を引きつける強い力があります。
仕事中、視界の中でテレビが付いていたら、興味がなくても見てしまいます。
これは音量をゼロにしていても同じです。
それだけ映像には人の注意を引きつける力があります。
宿題に集中してほしいなら、テレビをはじめ映像が流れるものは消しておきましょう。
宿題をする間、音楽ならかけてもいい?
テレビを消した方がいいのは分かったけど、無音だとなんだか落ち着かない。
そんなときは歌詞のない音楽を流しておく方法があります。
Youtubeには集中できる音楽なんてのもありますよ。
いくつか聞いて、お気に入りを見つけてください。
広告なしの音楽、宿題のためのBGM
2時間のジブリ夏 仕事、勉強、リラックスのためのジブリピアノBGM
波の音で集中が2時間続く!勉強用・作業用BGM
スターバックスBGM 脳の疲れがとれる心地よいリラックスジャズ
無印良品BGM 朝のルーティーンがテキパキはかどるケルト音楽集
そもそも宿題は必要なのか?
定期的に起こる、宿題は必要なのか議論。
宿題をなくして、そのぶん自分の好きなことを思い切り追求した方がいい!とか。
でも、それ基礎的な読み書き計算は身についたうえで、という前提があるんですよね。
基礎的な読み書き計算が不安なら宿題は必要だと思う
小学校で学習するような基礎的な読み書き計算が不安な状態で社会に出ると、将来困るのは言うまでなくお子さん本人です。
仕事をするにも、日常生活を送るにも、ある程度の知識や学習経験は必要です。
別に宿題という形でなくても、自主学習でも、フリー課題でも名前はなんでもいいんです。
ある程度、自宅で学習する習慣を身に付けておくことは小学生にとって、貴重な経験になると思います。
それに、勉強って分かるとどんどん面白くなるものだって気付くためにもね。
ただーし!1つの漢字につき100回、永遠と書かされた宿題は今でもわけが分かりません。
宿題を楽しんじゃおう
一見単調でつまらなそうに見える漢字ドリルだって、よく見たらたくさんの工夫がつまってるんだって!
漢字ドリルって、実はすごい。 pic.twitter.com/jJQ51tnLAw
— エイ小学校 (@zikatu1) August 20, 2023
算数ドリルもゲームになったら面白いのにね。
学研のドラゴンドリル、オススメだよ。
都道府県を覚えるのも、パズルを使うと楽しいよ。
オススメの勉強法があったら教えてね。